ペイ・フォワード (★★★☆☆)

昼の映画枠でやっていたペイ・フォワードを録画で見たよ。
ハーレイ・ジョエル・オスメントさん。懐かしい。
人から受けた親切を、本人への恩返しではなく3人の他人に受け渡すことで
小さな喜びが広がっていく物語。

自分の知らないところで自分が起こした波が徐々に大きくなって
「ちょっとした事」が「すごい事」になってゆく展開を
楽しんで、主人公を苦しめていた根本的な問題も
望みどおりに好転して、
ああ、すごく良い映画だった、面白かった、ハッピーエンドだ。

と、誰もが思ったであろうタイミングであのラスト。
やー、ドン引きしました。
お涙頂戴の不自然な展開は、話題集めの為かしら?
なんて思うほどに。
すごく後味の悪い映画でした。
他の方のレビューを見ていたら宗教観の違いだというコメントが
いくつかあったのですが、クリスチャンの私も最悪だと思いました。

余談ですが
主演の彼が、作品に出ていた負け組の大人達と同じ境遇になっているところがまた残念。