ラブリーボーン視聴メモ

何故こんな中途半端な古さの映画を観ているかというと
図書館にDVDがあったからです。

とってもきれいなCGととってもきれいな女の子
そしてまぁ、きれいなお話でした。
この話は誰のために作られたものなんだろうね?

死んでしまった女の子が自分の居なくなった世界を
見つめるストーリーなのですが、どうしても、
犯人を捕まえてほしいと思ってしまいますね、
遺体を家族の元に返してあげてほしいと思ってしまいますね。
だけど観客の期待を裏切ってゆくの。

まあ・・・それは物語の中の常識で
現実はこんな風なのかもしれないね。
殺されたからって遺体が発見されるかはわからない
殺した手口を知ることができるとは限らない
殺した犯人を裁くことができるかはわからない

でもそれでも残された家族は生きていかなきゃいけないから
たとえ正当な理由があっても、親が人を恨んだり憎んだりしている状態は
子供にとってはとても悲しくて怖くって、犯人が捕まることよりも
平穏をとりもどすことのほうが大切だったり・・・
いなくなった人のために気持ちや家族が壊れてしまわないように
新しい骨格を築いてゆくのよね。 うん。